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株式道場(こんな株を買ってはいけない)

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初心者にありがちな危険な銘柄選び

大企業、有名企業だからといって信用しない

初心者にありがちな失敗が、「有名企業だから」という理由で何も調べずに株を買うパターンです。
確かに、昔から名前を知っているので安心感はありますが、、必ずしも有名企業=優良企業とは限りません。
むしろ、歴史がある企業ほど長期にわたって株価が低迷していたり業績が落ち込む一方という場合が珍しくないのです。
「企業30年説」という言葉があるように、創業から時間がたてばいつしか時代のニーズに合わなくなり、衰退する企業がでてきます。
上場企業の多くが創業から20年、30年経っていることを考えると、中にはすでに盛りの時期をすぎている企業があると考えるのが自然でしょう。
実際に、株価だけを見るとマーケットに「見込みなし」と判断された銘柄がゴロゴロ転がっています。
もちろん、創業から時間がたっても常に時代に合わせて柔軟に変化し、成長を続けている企業もたくさんあります。
どうせ投資するなら、そんな企業を選びたいものですね。

理由もなく急上昇した銘柄には手を出さない

今まで株価が低迷していた銘柄が特に目立った材料もないのに急に高騰するケースがあります。
つい飛びつきたくなりますが、こんな風に理由もなく急騰した銘柄には、手を出さない方がいいでしょう。
一見すると株価上昇の理由は不明ですが、手品と同じで裏には必ずネタが隠されています。
もしかしたら、株価が上がったのはその銘柄の実力では無く、誰かが手持ちの株を有利に売るために意図的に株価を操作したのかもしれません。
このようなケースには、往々にして「仕手筋」という裏の世界の住人がからんでいます。
彼らは、株価が低迷している銘柄をまとめ買いして株価をつり上げ、それを見た人たちが我も我もと株を買って株価が急騰するように仕向けます。
そして十分に株価があがったところで、彼らは持ち株を売却して大儲けをするのです。
当然、残された人々は株価の下落で損をするというしくみです。
このような株を「仕手株」といいます。
もちろん、仕手筋が株を売却する前に売ってしまえば、仕手筋と同じように大儲けすることも可能です。
しかし、初心者がそのタイミングをつかむのは至難のわざといえるでしょう。
大ヤケドをしたくないなら、ヤバイ銘柄には手を出さないのが一番です。
【仕手筋のカラクリ】
①特に目立つ材料もない株を、一気に買い占める
②株価の急上昇に気づく素人
③高値のA株に素人が殺到⇒A株を高値で売り抜ける仕手
④株価は下落
仕手筋が手掛けるのは、発行株数が少なく株価が安い銘柄が中心です。
株価80円台だった宝飾関係の銘柄が仕手筋の介入で2820円の高値をつけたこともあります。

ベンチャー企業の新規公開株はリスクが高い

私のまわりに、ベンチャー企業の新規公開株で1億円以上儲けた人がいます。
まさに個人投資家の夢ですが、みなさんの中にも同じ夢を抱いている人が多いのではないでしょうか?
夢を壊すようで申し訳ないですが、こんなことは普通のサラリーマンいはまず無理です。
なぜなら、次の3つの幸運をクリアしてはじめて可能な話だからです。
①何百万円、何千万円もする銘柄をポンポン買うお金がある。
②新規公開株の割り当てを受けることができる(これが結構難しいのです)
③公開した途端に株価が大きく値上がりする
もし資金力のない人が無理して新規公開株を買ったら、それこそ生涯をかけた大勝負(ギャンブル)です。
勝負に勝てばラッキーですが、負けたら取り返しがつかないことになりかねません。
そもそも、新規公開株だけでなくベンチャー企業の株に投資すること自体リスクであることを自覚する必要があります。
ベンチャー市場であるマザーズなどの市場に上場されている銘柄の大半は、市場に流通している株数が少ないため、1株当たりの金額が高額で株価が乱高下しやすいちう特徴があります。
500万円で買った銘柄が、公開直後に800万円になることもあれば、その1ヶ月後には半額になることだってあるのです。
これでは、資金量が限られている個人投資家はたまったものじゃありません。
実際、マザーズ開設から1年後の時点で70%の企業の株かが公開時の株価を下回っていたというデータもあります。
もちろん、成長力のあるベンチャー企業に投資すれば長期的に大きな利益が期待できますが、ベンチャー企業の経営基盤は既存の大企業に比べてぜい弱なので、事業が軌道に乗らなければあっというまに倒産する危険もあります。
投資する時は、そのことをよく考えてください。
結論としては、資金量が豊富で、ベンチャー企業の事業内容と将来性を自分なりに判断でき、世の中の情勢に機敏に反応できる人以外は、ベンチャー企業の新規公開株に手を出さない方が安全といえるでしょう。
とはいえ、ソニーなど現在成功している企業の多くも、創業当時はベンチャー企業だったわけです。
やはりベンチャー企業への投資は夢があります。

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