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株式道場(あなたの投資スタイルは短期、それとも長期)

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株式投資の基本は「長期投資」

長期投資と短期投資では考え方が違う

チャート

株式投資には長期投資と短期投資hの2つのスタイルがあります。
長期投資は、これから成長しそうな企業の株を買い、数年後に十分値上がりしたころを見計らって株を売却する方法です。
ちょうど父親がよちよち歩きの子供の成長を見守り、十分大人になった時点で一人立ちさせるようなイメージです。
業種よっては2~3年で十分なこともあるし、遅い場合は10年以上かかる場合もあります。
長期投資で大切なのは、成長力がありそうな銘柄を安いうちに買い、じっくり成長を待つことです。
10年単位のスパンで見れば今日株を買おうが半年後に買おうがあまり変わりないので、投資するタイミングは縦横ではありません。(長期投資の場合はです)
一方、短期投資は成長力がありそうな銘柄を選ぶ点は同じですが、株を買って株価が上がったらすぐに売却して利益を確定します。
投資機関は2~3ヶ月のこともあれば半年のこともあるし、場合によっては数日で売却することもあります。
短期投資は株価が短期間のうちに上がるか下がるかが勝負なので、資産をふやす為の「投資」というより、ギャンブル性の強い「投機」といった方が正解です。

長期投資は価格変動リスクが小さい

株は短期的には値動きが激しいものの、時間がたつほど株価の変動が穏やかになり利益が出やすくなるというデータがあります。
ということは、株を短期間で売買するよりも長期的に保有した方が低リスクで成功しやうしということです。
もともと長期投資は、企業の成長初期に割安な値段で株を買うことを前提にしているので、時間をかければ企業の成長とともに株価の上昇が期待できます。
一時的に株価が下がったとしても、株価の回復を待つ時間は十分にあります。
長期投資では、銘柄選びさえ間違わなければそれほどリスクは高くないといえるでしょう。
反対に短期投資の場合は、株の保有期間が短い為、株価が下がったら損を覚悟で売却するしかありません。
短期投資は株価が急上昇中の銘柄に投資することが多いので、すでに株価が上がりきった時に投資した場合は、いくら待っても元の値段に戻らないことになります。 (実際、バブル期に株価が急上昇した株の多くが、10年以上たった今も株価がもとに戻らないままです。)
短期間で勝負をつけなければならない短期投資は、長期投資に比べてはるかにリスクが高いといえるでしょう。

トータルで見ると長期投資の方が儲けが大きい

「何年もかけて株価の上昇を待つより、2~3ヶ月で株価が上がったら売却した方が儲かるんじゃない?」
確かに、短いスパンで売買を繰り返した方が効率的に稼げるのではという気もしますが、実際はそうでもありません。
たとえば30万円を投資して、2割上昇して売却した売却益は6万円です。
売買のたびに手数料がかかることや口座管理料などのコストを考えると、儲けはもっと小さくなります。
1回当たりの儲けが少ないので必然的に数をこなすことになりますが、常に成功するわけではなく、トータルではたいした儲けにならないことも多いのです。
一方、長期とうしは短期投資より、構造的に儲かりやすいと言えます。
短期投資の見返りは売却益だけですが、長期投資には配当や株主優待、株式分割など色々な特典があります。
うまくいけば、長期保有するうちに株式分割で保有株数が増え、それとともに配当金額がアップして複利効果でどんどん資産が増えていきます。
長期投資では、株の売却時に元手の2~3倍に資産が増えていたということも珍しくありません。
株かが安いときに株を買いためておけば、その分効果も大きくなります。
それに比べて短期投資では、投資期間中に元手が2~3倍になることはめったにありません。
資産を大きく増やしたいなら、やはり長期投資のほうが有利です。
(一説には、個人投資家の8割が2~3ヶ月のスパンで短期投資を繰り返しているといわれています)

個人投資家が短期投資で儲けることは難しい

長期・短期のどちらかを選ぶかは、あなたが株式投資に何を求めているによって異なります。
株を始める理由が「将来が不安だから」とか「今から資産づくりをしておきたい」という理由なら長期投資でじっくり資産形成をすることになるし、「お小遣い稼ぎをしたい」「リスクを承知でてっとり早く儲けたい」という理由なら必然的に短期投資を選ぶことになるでしょう。
ただ、個人投資家は資金量があまり豊富ではなく、株式投資に対する知識や情報量も機関投資家に劣ります。
損をした時のダメージを考えると、短期投資で大儲けするよりも、なるべく損を大きくしないことを心掛けたほうが安全です。
また、短期投資は次々と売買を繰り返すので手間がかかるし、株価に振り回されて本業がおろそかになる人もいますが、長期投資なら目先の株価に惑わされないでマイペースに取り組めます。
個人的には、株の勉強をしたり遊び感覚で株をやる場合を除き、個人投資家はあまり短期売買には手を出さない方が無難だと思います。

長期投資でも安心するのは禁物

もちろん、長期投資にもリスクはあります。
長期投資は企業の長期的な成長力に賭けるので、もし見込み違いの銘柄を選んだらいつまでたっても株価が上がらない(それどころか、下がり続ける)ことになり、結果として壮大な時間の無駄使いになります。
銘柄選びでは、なによりも企業の将来性を見抜く目が必要です。
また、株を買ってから時間がたつほど合併や倒産など投資先の経営環境が変化したり、銘柄が上場廃止になるなどの可能性も出てきます。
長期投資をするにしても、株を買った後もそのまま放っておかないで、常にその企業動向や、このまま投資し続けても大丈夫かどうかチェックする姿勢をもちましょう。

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